旭ドリームファームでは、スマート農業の一環として、ドローンを活用した防除作業（農薬散布）を積極的に展開しています。
高知市・南国市を中心に、耕作放棄地の再生やユズ（果樹）・お米の栽培において、ドローンによる効率的な農薬散布を実施しています。
従来の防除作業は、急傾斜地や広大な農地での重労働が課題でしたが、ドローンの導入により、作業時間の短縮・労力の軽減・均一な散布による品質向上が可能となりました。これにより、高齢化が進む地域農業の担い手不足の解消にも貢献しています。
この事業は、単なる技術導入にとどまらず、地域農業の持続可能性を高めるための重要な取り組みとして位置づけられています。

旭ドリームファームでは、春夏の農閑期を活用し、高知県南国市内にてお米（加工用米）の栽培に取り組んでいます。
栽培にはドローンによる直播（ちょくは）技術を導入することで、効率的かつ高品質な米づくりを実現しています。
直播栽培は、従来の育苗・移植工程を省略できるため、作業負担の軽減とコスト削減に大きく貢献しています。特に、ドローンによる種まきや農薬散布は、水稲や果樹の栽培において高い効果を発揮しており、スマート農業の実践例として注目されています。
この水稲事業は、地域の耕作放棄地の再生や雇用創出にもつながっており、持続可能な農業モデルの一環として、今後さらに拡大していく予定です。

旭ドリームファームでは、高知県南国市の耕作放棄地を活用し、ユズの平地栽培に取り組んでいます。
高知県は国内シェアの約半分を占めるユズの一大産地ですが、急傾斜地での栽培が多く、作業負担や高齢化による担い手不足が課題となっています。
当社は、これらの課題に対し、平地での栽培とスマート農業技術の導入によって効率化を図り、若い世代が参入しやすい農業モデルの構築を目指しています。具体的には、ドローンを活用した防除作業や、地域の生産者との連携による苗木の育成・植え替えを進めております。
ユズは、果汁や皮を活用した加工品（ポン酢、ジュース、菓子類など）としての需要が高く、当社では地元企業との連携を通じて、原料供給や商品開発にも取り組んでいます。また、後継者不足により維持が困難となったユズ農家の作業を受託するなど、地域農業の支援にも力を入れています。